ICO(Initial Coin Offering)とは、新しい仮想通貨プロジェクトが資金を集めるために実施するトークンまたはコインの初期販売のことです。株の世界における株式公開、IPO(Initial Public Offering)から由来している用語です。
同じく仮想通貨の初期販売には仮想通貨取引所を介して実施されるIEO、DEX(分散型取引所)を介して実施されるIDOがあります。
2017年から2018年あたりにはICOバブルで資金を集めたところは2.5億ドル以上も集めたケースもありました。詐欺もかなり横行して問題も大きかったですが、約2.6億ドルを集めたFilecoin(分散型のストレージサービス)などは2024年の段階でも残っていて、時価総額は2024年2月末で約50億ドルと20倍ほどになっています。
ちなみに、トークンとコインは人によって解釈が変わりそうですが、違いがあります。
トークンは既存のブロックチェーン上で発行され、特定のプロジェクトや用途で使われます。トークンはその使用目的によって、ユーティリティトークン、セキュリティトークン、ガバナンストークン、NFT(非代替トークン)、SBT(Soulbound Token)など、さまざまな種類に分類されます。
コインは独自のブロックチェーンを持つデジタル通貨を指します(ネイティブトークンとも言います)。イーサリアムならイーサリアム($ETH)、アバランチなら$AVAXなど。
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