ここではFiNANCiEのポイントに関してまとめています。以下の内容について書いています。
- そもそもFiNANCiEのポイントって何?
- ポイントの有効期限は180日
- ポイントは直接換金できない
- ポイントはクレジットカードでこまめに買うのが無難
FiNANCiE(フィナンシェ)のトークン購入で使うポイントとは?

まず前提としてFiNANCiEには「日本円」「ポイント」「トークン」という3つの概念があります。
それぞれの関係は図にあるような形です。ポイントとトークンはお互いに交換できるんですが、日本円とポイント、日本円とトークンは一方向にしか交換できません。
なので、各プロジェクトが発行しているトークンを買う場合は、日本円ではなくポイントが必要になります。ポイントがないとトークンは買えません。
FiNANCiEのポイントはクレジットカードや銀行振込、コンビニなど購入方法はいくつかあり、クレカならすぐにポイントを手に入れられます。
以下、次のトピックについてもう少し詳しくまとめます。
- FiNANCiEポイント購入時の手数料や購入単位
- ポイントは換金できない
- ポイントは有効期限がある
- お勧めの買い方(たいした内容ではないです……)
FiNANCiEポイント購入時の手数料や購入単位
ポイントを日本円から買うときには特定の金額でしか買えず、手数料が発生します。購入方法はいくつかあってどれを選ぶかによって手数料が変わります。
決済方法に応じた手数料は以下となります。
- クレジットカード決済 5%
- コンビニ決済 30,000円未満の場合200円、30,000円以上の場合1%
- 銀行振込 0.5%
- あと払い(ペイディ)7%
- FNCT決済 4%
※トークン(CT)売却時の売上金残高をご利用の場合は手数料はかかりません
FiNANCiEのヘルプサイト「4-2-2 ポイント購入にかかる手数料について」より引用
ポイントは基本的にある程度まとまった単位で買うことになりますので、1ポイントだけ買うとかはできません。
FNCTについて補足しておきます。FNCTはFiNANCiEが発行している仮想通貨です。CoincheckにてIEOした仮想通貨で、OKCoinでも取り扱いがあります。
なお、現状、Coincheckはイーサリアム(Ethreum)チェーンのみですが、OKCoin Japanはポリゴン(Polygon)チェーンもOKです。
FNCTだと4%オフでポイントを買える(変動あり)

先ほども書いたとおり、ヘルプページにはFNCTでポイントを買うときの手数料は4%と表記されていますが、現在は4%オフになっています。2023年3月は10%オフでしたので変動します。
なお、スマホだと現段階では仮想通貨の扱いがやりにくいようで、アプリからはFNCT購入はできません。
ポイント購入の単位

FiNANCiEのポイントは現状、次の6つの方法で買えます。
- クレジットカード決済
- コンビニ決済
- 銀行振込
- あと払い(ペイディ)
- FNCT決済
- トークンを売った売上金
上の画像を見ると分かりますが、売上金で買う場合は1ポイント単位で買えますが、カードや銀行振込、コンビニといった利用者の多そうな方法だと特定の単位でしか買えません。
FNCTでポイントを買う場合は下記の画像のとおりです。今は4%オフで買えるようになっています。

ちょっと試しにFiNANCiEを使ってみたいという場合は、クレジットカード決済になると思います。細かく分けて買っても、大きく買っても手数料の額自体は変わらないので、こまめに買う形がリスクないかなと思います。ポイントは直接は換金できませんからね。
FiNANCiEのポイントは直接換金できない
FiNANCiEのポイントはトークンを買うときに必須で日本円から買うわけですが、ポイントを直接日本円にすることはできません。
もし、ポイントが余っていて使う予定もないとなってしまった場合は、一旦、何かのトークンを買って、それを売却という手順を踏みます。それでも最低出金額が1000円になっているので、1000円未満だと出金不可です。

ちなみにFiNANCiEの仕組み上、トークンは必ず売れます。売りたくても買い手がいなくて売れないという流動性リスクはありません。といっても、価格がかなり安くて投げ売りになることはありますが、売れることは売れます。売れないと損を確定できないので、その観点からはありがたい仕様だと思います。
トークン売買の詳しい仕組みは複雑なので分かりませんが、簡単に言うと自動両替機みたいなものです。
トークンと日本円が両替機に入っていて、トークンを入れると日本円が、日本円を入れるとトークンが出てくるような仕組みになっています。
日本円とトークンの交換レートはそれぞれの在庫数に応じて変わります。トークンを買う人がたくさんいれば、在庫がなくなって日本円に対して価格が上がります。
このあたりを詳しくは知りたい方は調べてみるといいと思います。FiNANCiEのホワイトペーパーにあるとおり、Bancor(バンコール)というDeFiの領域で使われる価格決定モデルを元に作られています。
Bancorの数式モデルを元に実装した、オフチェーンの二次流通マーケットを提供。
引用:FiNANCiE(クラウドファンディング2.0)(https://fnct-whitepaper.gitbook.io/ja/overview/financie-crowdfunding-2.0)
FiNANCiEのポイントには180日間の有効期限がある
購入、またはトークンの売却やキャンペーンなどで受け取ってから180日間しか有効期限がありますせん。それを過ぎると消えるので要注意。
ポイントチャージキャンペーンで事前チャージしてもらうようなケースを見かけますが、初期支援できなかった場合、ポイントを使いたくても使えないなんてことも起こり得ます。
必ずしも初期販売で買わないとダメということはないので、二次販売で買えばいいだけではあるのですが、価格が上がってしまって買う気がなくなったなんてことになった場合は用注意です。
以下の記事にも書いたとおり、ポイントは換金できません。一旦、何らかのトークンを買って売却すれば円には戻せますが、トークン価格は変動しますし、手数料もかかります。なので、10,000ポイント買ったけど、戻ってきたのは7,000とかになってもおかしくはないです。
FiNANCiEポイントのお勧めの買い方、手数料を最安にするには?
FiNANCiEのポイントを購入するときの手数料は以下のとおりです。
- クレジットカード決済 5%
- コンビニ決済 30,000円未満の場合200円、30,000円以上の場合1%
- 銀行振込 0.5%
- あと払い(ペイディ)7%
- FNCT決済 4%※
- トークンを売った売上金で購入 0%
※この記事を書いている時点では4%オフとお得です。ガス代は別途かかります。
なので、FNCTで買うのが一番安くなります(ガス代が別途かかりますが、ポリゴンチェーンを使うので数円とか高くても数十円で済むと思います)。
ただ、いつまで4%オフかは分かりませんし、仮想通貨の扱いが不慣れなら売上で買うのが一番安くはなります。

ただ、初めて買う場合など売上金がない場合は総合的に見てクレジットカードでしょうね。たいていのクレジットカードにはポイント還元もあるでしょうし。もちろん、初めから5万円以上使うなら銀行振込でいいと思います。
5000ポイント以上を買う場合はコンビニのほうが安いですが、いちいちコンビニまで行く手間やポイント反映の即時性を考えたらカードでしょう。
クレジットカードは3Dセキュア対応でないと買えない
クレジットカードで買う場合に1点注意したいのが、3Dセキュアが必須だという点です。ネットで何か買うときにこんな画面が表示されるカードはOKです。

使えるカードの一覧がFiNANCiEのヘルプにあるので、事前に知りたい場合は調べておくといいと思います。いちいち調べるより試しに買ってみたほうが早いとは思いますが。
まとめ
ということでFiNANCiEのポイントに関するまとめでした。要点を箇条書きにすると以下のようになります。
- ポイントを買うときには手数料がかかる
- ポイント購入の手数料は売上金からだと0
- ポイント購入は5万円未満ならカードが楽、5万円以上なら銀振がお得
- ポイントは直接、日本円に交換できない
- ポイントを日本円にするには「トークン購入」→「売却」 という手順を踏む
- ポイントの有効期限は受け取りから180日
FiNANCiEの特徴や全体像的なもの、お勧めプロジェクトを知りたい場合はこちらをどうぞ。

トークンの売買に関してもっと詳しく知りたい場合はこちら。トークンを買ってから出金するまでにかかる全手数料に関してもまとめています。

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